Cassette Blog 003

18

June

Wed 2014

Title: Definitely Maybe Deluxe Edition

music

オアシスの過去の音源をリマスタスタリングするという、「Chasing The Sun 1993-1997」という企画が始まりました。

まずは一発目としてファーストアルバム「Definitely Maybe」が発売となり、遅ればせながら購入しましたが、これが素晴らしいマスタリングでした。

音大きくするだけなら今やiTunesでも出来てしまいますが、今回のマスタリングは細かい音が粒だってちゃんと聴こえるという理想的なものでした。

過去、マスタリングは音を大きくするくらいの認識しかなかった頃に、YMOの「YMO GO HOME!」というベスト盤を聴きまして「マスタリングってすげー!」とえらく感動したのですが、(蛇足ですが、今まで聴こえていなかった音まで聴こえてきたりして、このベスト盤は中国女のオリジナル版が入っておらず、妙なアコースティックバージョンが入っているという欠点を除けば非常にお薦めです。Jingle YMOから始まるあたりなんて特に。そう言えばこの後に、ONE MORE YMOなんていう幸宏氏主導のライヴベストなんてありましたが、Faker Holicのリマスタリングとか出ないかな)、それに継ぐ衝撃的な音の良さでした。

特に「Fade Away」なんて、以前のバージョンはそれはひどい音でしたが(それはそれで味でしたが)、別の録音何じゃないかしらというくらい綺麗にそして重厚に仕上がってます。
ノエルのアコースティックものも、その場で弾いてくれているかのような出来映えです。

Disc1はアルバムそのもの。Disc2はシングルのB面集、Disc3はお蔵出し的なライヴやデモが収録されているのですが、何より嬉しいのは、「Whatever」がDisc2に収録されていることでしょう。

高校1年生の頃は、テクノしか聴かない、歌が入っている音楽なんてクソ!くらいの非常に乱暴な音楽の聴き方をしていたのですが、Beat UKというフジテレビで深夜にやっていた番組でたまたま流れた(確か3位だったかと記憶してます)Whateverを聴いて、まさに凍てついたというか、「歌入りのロックでもいい音楽あるじゃん!」と今考えれば図々しいことを思ったものです。

その後程なくして、父の知り合いという、ロンドン在住の方とちょっと交流があった時に、「今ロンドンで流行っているから」という理由で、CDをいただいたのですが、それが「Definitely Maybe」だったりして、このバンドには運命的なものを感じたりもしました。

余談ながら、Whateverの後、遂に全英1位をシングルとして獲得する事になる「Some Might Say」をもってクビになる、トニー某というドラマーのシンプルというか単調なドラミングも、個人的には好きでした。

そしてその後、高2の誕生日あたりに発売されるセカンドを聴いてさらにぶっ飛ばされることになるのですが、それはきっと今年中にまたリマスタリング盤が発売されることでしょう。
こっちもB面が充実しているし、非常に楽しみです。Disc3は何なのかとかも期待大です。3rdはどんな音源が入り込むのか今から不思議です。

それはそうと、このファーストアルバム、日本盤だと「オアシス」などという気の利かないタイトルで発売されていると知ったのはだいぶ後の事なんですが、なんでこういうことしますかね!

Definitely Maybeの方が圧倒的にかっこよいし、「絶対に多分」みたいな意味合いも含めて楽しめるのがこのファーストなんじゃないかと思っていたので、非常に残念に思いました。


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