Cassette Blog 003

23

April

Wed 2014

Title: Dallas Buyers Club

film

月に一度は必ず劇場に足を運ぼうと思っていたのですが、3月は様々問題もあり、結局行けずじまいでした。

4月もおかげさまで多忙を極めてはいるものの、気分転換も必要と映画館に足を運んできました。ジャン=マルク・ヴァレ監督の「ダラス・バイヤーズクラブ」です。アカデミー賞で主演男優賞を受賞したりなどしているようですが、意外と小規模の劇場でしかやっておらず、ヒューマントラストシネマ渋谷での鑑賞です。

あまり前評判など聞かず、漠然とエイズ関係の映画、主演男優が演技のために20kg以上落とした、くらいの情報で観たので、なんとなく悲惨な物悲しい映画なのかと思っておりましたが、とんでもなかったです。

元々エイズが出始めの頃、それはゲイの病気とされていたようです。主人公がHIV感染を知る1985年頃はまだその傾向が強かったようで、本人も男とやったわけでもないのにエイズになるわけがないと全く信じようとしませんでした。

とは言え気になり、図書館などで勉強し、やっと男女間のそれでもHIV感染することを知ります。心当たりがばっちりあったようで、その回想シーンなどで、かなり生々しいセックス描写があり、上映劇場の少なさはこれなのねとわかった次第です。そもそも初っ端のシーンは、女の子2人をバックで突きまくるシーンから始まるし。

その後、信じていないながらも、風俗嬢を呼んでおきながら、性行為を行わなかった主人公は偉いですね。大の女好き、粗野、口悪い感じの主人公ではありますが、それ以降、本当に女を断ちます。勃たなかっただけという話もありますが、実際性行為を行ったのは、知り合った、同じくHIVに感染していた女性と1回だけでした。描写されたのは。

まだ公開中なのであまり書きませんが、本人も号泣などをしつつも、非常に前向きに、変わった方法で病気と向き合っていきます。

ネタバレとまでいかないと思うので書きますが、主人公は最後死にます。但し、そこまでの過程、エイズにかかった自分の人生への向き合い方、ひいては医療制度のようなものとの戦いみたいなものが、前向きに描かれており、それこそがこの映画の本筋であり、カタルシスを得られる所です。

東京に主人公がやってくるシーンがあるのですが、1980年代後半のはずなのですが、何故かセンター街の入り口にTSUTAYAがあったりして、そこは微笑ましながらも、おい!と思ったりもしました。そもそも岡山に行く為なので、渋谷必要ないしなと思ったり。

来月は、ウッディ・アレンのブルー・ジャスミンを観に行きます。


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